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我が家の1年間受験戦争(長女編最終章 神様からのプレゼント)

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2020年4月28日

こんにちは
Sleeping Beauty の渡辺千尋です。
今日は長女編の最終章
我が家の1年間受験戦争(長女編①〜⑩)
我が家の1年間受験戦争(次女編①〜⑩)
の最後の出来事です。
3/9は長女の卒業式
コロナの影響で前日の予行練習はなくなり、教室で放送の卒業式になった。
久しぶりに同級生達に会って色々話しが出来るので、長女は楽しみにしていた。
早起きして、メイクをし、髪の毛をコテで巻いている。
私は朝、ポストを開けたら、
[H大学入学センター]から封筒が届いていた。
この時期、予備校から沢山のDMが届く。
H大を使う予備校なんて珍しい。
よくW予備校とかWアカデミーとかは見るけど予備校のDMにしてはH大はネームバリューが低めだと思って封筒を眺めた。
速達だ。何かちがう。これDMじゃない。
私「Mちゃん、ポストにこれが入ってたんだけど。速達だし、DMじゃないよね?」
長女「えっ」
封筒を開封してみる。
『合格通知書』が入っていた。
私は事態が飲み込めない。
大体私はB大に授業料1年分を振込済みだw
しかもポストを開けたのは2-3日ぶり。
入学金の振込期限が過ぎているかもしれない。
長女「お母さん、深呼吸して入学手続案内を読もう。
2次(追加)合格の入学手続締切日は3/13だよ。だから大丈夫」
私「そっか。Mちゃん、お父さんに電話しな。そして、下に行ってじぃじとばぁばに報告しておいで」
長女「わかった」
パパは電話に出ない。
彼女は軽やかに階段を降りて、じぃじとばぁばに
『合格通知書』を見せに行った。
メイクも巻き髪も途中のままだ。笑
一頻り下で話した後、急いで上に戻ってきて髪の毛を巻き直してメイクを完了し、
長女「『合格通知書』持ってくねー」
私「皆んなに見せびらかしたらダメだよ」
長女「わかってるよー。先生にしか見せない」
すごいスピードで自転車を漕いで学校へ向かった。
長女から写メがきて、見てみるとかつての親友Cとの笑顔のツーショット!
S先生にも『合格通知書』を見せに行ったそうだ。
長女は学校から帰ってきて、こんな話しをしていた。
長女「私はこの1年半の間、全てを捨てて勉強したのに、結果、MARCHクラスは全滅だったじゃん。
B大だけしか、合格できなかった。
でも、皆んなからの進学情報が入ってきて、私の事を
『おめでとう』って言ってくれた。
1校でも合格が貰えるって凄い事だってわかった。
だから、卒業式に皆んなにB大に進学するって胸を張って言おうと思ってた。
でも、すごいタイミングでH大から合格通知書が届いた。
本当に嬉しかったー
念願のMARCH クラスに進学できる」
長女の高校は一般受験をする生徒は60%
2年生の後期から休み時間に勉強している生徒はクラスに1人だっただろう。年が明けて部活を辞めて、親友とも絶縁した。
自分が受験までに与えられた時間を全部勉強に回した。
その事を「全てを捨てた」と表現していた。
B大しか合格をもらえず、それを皆んなに言うのは相当
の覚悟が必要だっただろう。
私は長女が無駄なプライド、葛藤、ジャッジ、期待、執着を卒業式までに全部手放したんだと思った。
H大は6校中、1番試験の手答えが無かった大学。
長女はショックを引きずらないように、H大を受験した後、いち早く切り替えて勉強していた。
3/6に2次合格発表があり、ノーマーク過ぎで、確認していなかった。
長女本人も「どうして合格したかわからない」
と言っている笑
だから神様からのプレゼントが届いたのだと。
卒業式の日に、長女が高校の間に大切にしていた物が全て戻ってきました。
それは彼女が自分に要らない物を手放したから。
それは親の私も中々真似出来ない天晴な結末。
沢山の事を教えてくれました。
余談ですが、
皆さん、お忘れかも知れませんが、
私は長女の高校のPTA会長です。
卒業式は祝辞を読むと言う大役がありましたが、卒業式が放送になった為、免除されました。
あー良かった
でも長女を含め、お友達が卒業する姿は見たかったです。
次回からは『私編』
受験中2度も倒れたひ弱ママですが、受験生のママにシェアできる事を伝えて行きたいと思っています。