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我が家の1年間受験戦争(長女編③)

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2020年3月23日

こんにちは

Sleeping Beautyの渡辺千尋です
我が家の1年間受験戦争①
我が家の1年間受験戦争②
続きです。
私の腹わたは煮えくりかえっていたが、そうは言わずに顧問の先生に
先生はどういう意図で長女に話しをしたのか?
を全部聞いてから、先生の想いも長女の想いもお互い全く伝わっていないと話をして
これから卒業までに信頼関係を取り戻してほしい旨を伝えた。
この時に私の出来る事はここまでしか想像できなかった。
長女はその日に部活の皆んなにも部活を辞める事を話した。
仲の良かった友達にも皆んなの前で「裏切り者」と言われ、さらに凹んで帰ってきてハートを固く閉じて帰ってきた。
予備校に通い出してから、部活との両立で仲の良い友達と交流する時間が減り、不器用な長女は友達との会話に丁寧さが欠けていたのだろう。
この時の自分の決断を誰にも応援してもらえなかった。
私はこの時に「学校を辞めて大検を受けても良いし、転校をしてもいいんだよ」と提案したら
長女は「学校は勉強しに行く所だから残り1年勉強しに行く。
3年生になって耐えられなかったら言う」
と言っていた。
ハートを閉ざしたまま、勉強に集中していた。
この時から長女は大好きなYou tubeを自ら見るのを止めていた。携帯を触ると時間があっという間に過ぎて自身をコントロールできなくなるからだ。
その事件の一部始終をみた次女は、ずーっと嫌がっていた塾へ通う決心をして入塾した。
ちょうどその頃、USJのルパン3世を見に行きたいと長女が言ってきたので、少しでも気分が良くなるように、受験休みを使って連れて行った。旅行中も新幹線の中、待ち時間、夜も勉強をしていた。隙間時間は全部勉強に費やしていた。
そして、夜にこんな会話をした。
長女「C(長女の友達)が3日に1度夢に出てくるよ。
いつか仲直りできるのかな?」
私「何年か経ったらお互いがどんな想いだったか理解できる時がくるよ。高校在学中は無理かもしれないけど、必ず、仲直りできるよ。Mちゃんが望んでいればね。
W大に合格するってどう言う事がわかる?
Mちゃんが、S先生とCに今回の一件が心から感謝出来た時に合格できるよ」
長女「今はその事について感謝できない」
私「今は出来なくても良い。でも、それがどう言う事なのか1年かけて考えてみて」
私は目に涙をいっぱいに溜めている長女を見て胸が締め付けられる思いだった。
そして、次女は定期考査中にも関わらず、2人で旅行に行く事に関しても何の文句も言わなかった。
長女にとって2年生は心地の良いクラスではなかった。
休み時間は全部勉強に使っていると言っていた。
しかし、3年生になると少しづつ状況が変わって行く。
④に続く